◇G1
天皇賞・秋(2024年10月27日 東京芝2000メートル)
豪華メンバーが集った秋の中距離王決定戦「
天皇賞・秋」は、
武豊が騎乗した2番人気
ドウデュース(牡5=友道)が制し、4年連続のG1通算4勝目を挙げた。
道中は後方2番手を追走。上がり3F32秒5という異次元の末脚をさく裂させ、ラ
イバルをねじ伏せた会心のレース。
JRAは
武豊のジョッキーカメラを公開したが、スタート数秒でカメラに泥がついて視界不良となった。
究極の末脚を繰り出す景色は堪能できなかったが、ゴールしてからの
武豊の言葉は、ばっちり聞き取れる。「よくやった」とパートナーをねぎらうと、「やっと…やっと走らせられたわ」「これで4年連続と2000メートルも勝ったんやで、凄い馬やで」と陣営とともに笑みを浮かべた。
また、陣営から「松島さん(所有するキー
ファーズの松島正昭代表)、大丈夫ですかね」と振られた
武豊は「松島さん、心配やな。倒れてるんちゃうか」と冗談めかしていた。
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天皇賞・秋 1905年創設の「
エンペラーズカップ」が前身で、37年に春秋2回開催の「帝室御賞典競走」に。47年秋に「天皇賞」に改称され84年の
グレード制導入を機に、秋は芝3200メートルから芝2000メートルとなった。
スポニチ