ここ3戦、重賞で堅実な走りを見せている
クロミナンス。休み明けは走るタイプで仕上がりも順調。初重賞制覇のときがきた。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■11/3(日)
アルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・東京芝2500m)
3度の骨折や脚部不安などで7歳にしては、キャリアは浅いが、その分、馬体はまだまだフレッシュな
クロミナンス(牡7、美浦・
尾関知人厩舎)。昨秋にオープンに昇格後は、重賞戦線で安定感のあるレースをしているように、今年に入って充実期を迎えている。今回と同舞台の
目黒記念でも勝ち馬と同タイムの3着と大健闘。それ以来のレースとなるが、休み明けは滅法走るタイプで不安はない。鞍上は
戸崎圭太騎手。
セレシオン(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)も過去に長期休養を余儀なくされて出世が遅れているが、今夏はレコード決着となった
関越Sで3着と好走すると、直後の
新潟記念では勝ち馬とハナ差2着と目を見張る競馬を披露。東京コースは
プリンシパルS以来だが、ここ3戦で上がり最速をマークしているように舞台は合うはずで今の充実ぶりならチャンスは十分だ。鞍上は
荻野極騎手。
その他、昨年の
菊花賞と今年の
天皇賞(春)で健闘している
サヴォーナ(牡4、栗東・
中竹和也厩舎)、長期ブランク明けをひと叩きした
ミクソロジー(牡5、栗東・
辻野泰之厩舎)、昨年と2年前の
アルゼンチン共和国杯で好走している
マイネルウィルトス(牡8、栗東・
宮徹厩舎)、今夏、札幌でOP連勝と勢いがある
皐月賞5着馬
ショウナンバシット(牡4、栗東・
須貝尚介厩舎)が混戦の長距離レースを争う。発走は15時35分。