天皇賞・秋を勝ち、1984年の
グレード制導入後、史上7頭目の4年連続G1制覇を達成した
ドウデュース(牡5歳、栗東・
友道康夫厩舎、
父ハーツクライ)がレースから一夜明けた10月28日、栗東トレセンの厩舎内で元気な姿を見せた。東京競馬場からは同日0時30分頃に到着。カイバをもりもりと食べ、レースの疲れを感じさせないほど食欲旺盛だった。
前川助手は「相変わらず元気。帰ってきてから、ご飯も全部食べて、元気すぎるくらい」と笑みを浮かべた。後方待機策から、レース史上最速となる上がり3ハロン32秒5の末脚で
宝塚記念6着の借りを返した。「休み明けで、(引退まで)残り数戦と決まっていたので、馬にはかわいそうだけど攻め気味でつくっていった。よく調教に耐えてくれた」と秋の盾を手にした愛馬をたたえた。次走は
ジャパンC・G1(11月24日、東京)を予定している。
スポーツ報知