◆第62回
アルゼンチン共和国杯・G2(11月3日、東京競馬場・芝2500メートル)
重賞初制覇を狙う
クロミナンス(牡7歳、美浦・
尾関知人厩舎、父
ロードカナロア)は、ようやく7歳になって秘める素質が開花し始めた。これまで何度も骨折や脚部不安を経験して出世は遅れたが、昨秋の
ノベンバーSでオープン入りを果たすと、今年の3走は重賞でいずれも馬券圏内に好走するなど力を発揮している。
前走の
目黒記念は好位4、5番手から運び、最後は勝った
シュトルーヴェの切れ味に屈したものの、首、頭差でタイム差なしの3着と中身は濃かった。尾関調教師は「もともと能力の高い馬。骨折とか多かったので、何とか重賞を勝てるといいなと思います」と意欲を燃やしている。
スポーツ報知