◆第14回
みやこS・G3(11月3日、京都競馬場・ダート1800メートル=1着馬に
チャンピオンズCの優先出走権)10月28日、栗東トレセン
不来方賞の覇者
サンライズジパング(牡3歳、栗東・
音無秀孝厩舎、父
キズナ)が
JRA重賞初制覇に向けて態勢を整えている。10月23日の1週前追い切りは坂路を単走で53秒2―12秒5をマーク。前で他厩舎の馬が併せ馬を行っていたが、自分のペースを乱さず、リズム良く駆け上がった。
前走の
ジャパンダートクラシックは3番手でスムーズに運んだが、直線で失速し、勝った
フォーエバーヤング、2着の
ミッキーファイトに大きく離された3着。脚をぶつけ、腫れた部分を気にしながらのレースだった。「左手前に替わった瞬間、重くなりました。検量室に行くときには脚を引きずっていました。その状態でも3着ですからね。腫れたところも今は大丈夫です」と平井助手。万全の状態で臨む今回は「厩舎も(定年解散まで)あと4か月くらいしかない。頑張ってほしいですね」と力を込めた。
スポーツ報知