スマートフォン版へ

ククナやアライバルの半弟レイニング 国枝師が仕上がりや気性面に太鼓判/関東馬メイクデビュー情報

  • 2024年10月28日(月) 18時30分
 今週は秋のGIシリーズも中休み。土曜日には東西で2歳重賞(京王杯2歳ステークスファンタジーステークス)が行われる。東京では土日で計4鞍のメイクデビューが組まれており、芝2000mと芝1800mに血統馬がスタンバイ。それぞれ、どの馬が勝ち上がるのか注目だ。

【11月2日(土) 東京芝2000m】

アロヒアリイ(牡、父ドゥラメンテ母エスポワール、美浦・田中博康厩舎)

 オルフェーヴル産駒の母は芝1800〜2000mで4勝を挙げ、ターコイズS2着や中山牝馬S3着など重賞でも活躍した。伯父にアドミラブル(青葉賞1着、日本ダービー3着)がいる。「なかなか良さそう。まだ全体的に途上なところがあるけど、走りの質はいい。心肺機能が高いし、長めの距離が合いそうです」と田中博康調教師。鞍上は戸崎圭太騎手が予定されている。

エコログロス(牡、父フィエールマン母ターキー、美浦・手塚貴久厩舎)

 母は芝2000〜2500mで3勝。叔父にダノンシャーク(マイルCSの他、重賞2勝)、いとこにシンリョクカ(新潟記念)やインターミッション(アネモネS)、姪にスライリー(フローラS2着)がいる。「牡馬にしては小柄だけど、いい動きをしている。お母さんも2000m以上で走ったし、長めの距離が良さそう」と手塚貴久調教師。鞍上は原優介騎手が予定されている。

ダノンアンチュラス(牡、父エピファネイア母アンチュラス、美浦・国枝栄厩舎)

 ディープインパクト産駒の母は芝1400〜1600mで2勝を挙げ、ファンタジーS2着や阪神JF5着など早い時期に活躍した。半兄にシュトルーヴェ(重賞2勝=日経賞目黒記念)やアンティシペイト(七夕賞3着)、伯母に米G1馬(CCAオークス)のワンダーレディアンエルがいる。「フットワークが大きい。体つきからも長めの距離が良さそうです」と国枝栄調教師。鞍上は横山和生騎手が予定されている。

【11月3日(日) 東京芝1800m】

レイニング(牡、父サートゥルナーリア母クルミナル、美浦・国枝栄厩舎)

 ディープインパクト産駒の母は桜花賞2着、オークス3着の活躍馬。半姉にククナ(重賞2着4回)、半兄にアライバル(重賞2着2回)、おじにピオネロ(重賞2着3回)やセレシオン(新潟記念2着)、いとこにアルテヴェローチェ(サウジアラビアRC)がいる。先々週(10月17日)の追い切りはウッドチップコースでラスト1F10.8をマークした。「まだ体形的には幼いけど、いい時計が出ているし、グンと良くなってきた。脚さばきが軽いし、折り合いの問題もない。いいところがありそうです」と国枝栄調教師。鞍上は戸崎圭太騎手が予定されている。

(取材・文:竹之内元)

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す