朝日杯FSへ向けての前哨戦だが、2歳戦で唯一の短距離GIIということで、ス
プリンターを目指していく若駒たちにとっての数少ない目標レースという意味合いもある。夏の短距離戦から参戦してくる馬、マイル路線から挑んでくる馬の力量比較が難しく、人気薄の台頭も少なくない。
1.間隔のあいている馬に注目
過去10回で、前走から中9週以上だった馬は[4-5-2-20]で複勝率35.5%、複勝回収率も110%と優秀な数字を残している。また、中4〜8週だった馬も[5-4-5-39]で複勝率26.4%。対して、中3週以内の臨戦は[1-1-3-45]で複勝率10.0%。
2.キャリア数の少ない馬
過去10回の連対馬20頭はすべてキャリア3戦以内だった。キャリア4戦以上の馬は[0-0-2-24]とほとんど好走できていない。
3.前走が重賞の馬
過去10回で前走が重賞だった馬は[5-4-2-22]で複勝率33.3%、単勝回収率153%、複勝回収率も104%と非常に優秀な成績。素直にここから勝負したい。
ヤンキーバローズはキャリア2戦で、前走の
函館2歳Sから中15週。ここでの好走条件を全てクリアしている。脚質などから距離延長も東京コースに替わるのもプラス材料だろう。ここでの重賞制覇を期待したい。