東京の
アルテミスSが創設されたのをはじめ、同週の
京王杯2歳S、翌週の
デイリー杯2歳Sにメンバーが分散することもあって頭数は落ち着くことが多かったが、今年は17頭がエントリーしてきた。近年
ダノンファンタジー、
レシステンシアらGI馬をはじめ活躍馬が多く出ており、先を占う上で見逃せないレース。
1.距離短縮組の好走が多い
過去10回の
ファンタジーSで、距離延長組は[5-3-2-39]で複勝率20.4%、前走も1400mだった馬は[1-4-4-41]で複勝率18.0%なのに対し、距離短縮組は[4-3-4-17]で複勝率39.3%もある。
2.前走1勝クラスに妙味無し
過去10回で、前走が1勝クラスだった馬は[1-3-0-14]で複勝率22.2%、複勝回収率も43%。前走オープン特別の馬も[0-2-4-23]と好走馬は出るものの勝ち馬は出ていない。前走が新馬、未勝利、重賞の馬を買いたい。
3.ゆったり間隔をとってきた馬
過去10回で、前走からのレース間隔が中4〜8週の馬は[6-4-2-41]で複勝率22.6%。中9週以上の馬は[3-4-5-23]で複勝率34.3%。対して、中3週以内は[1-2-3-33]で複勝率15.4%。間隔をとって、ここを目標にきている馬が有利。
ウォーターエアリーは新馬戦2着の後1500mの未勝利戦を勝利。そこから中9週のローテーションでここへ臨む。好走条件に当てはまっていて、そこまで人気もしなさそう。妙味十分で、ここで狙いたい。