門別競馬場で10月31日(木)に行われる
エーデルワイス賞(2歳牝・JpnIII・ダ1200m)。98年の創設から昨年までに
JRA所属馬が11勝、地方所属馬が15勝とダート
グレード競走にしては珍しく、地方馬が互角以上の戦いを見せている。
12年には3連単70万超え、13年には3連単100万オーバー。昨年も10番人気の
モズミギカタアガリが勝利するなど、波乱も珍しくない。難解な一戦で白星を飾る未来の女王候補はどの馬か。発走予定日時は31日(木)の20時ちょうど。主な出走予定馬は以下の通り。
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ミリアッドラヴ(牝2、栗東・
新谷功一厩舎)
一族に活躍馬がズラリと並ぶ良血。姉の
スティールブルーは昨年の
アルテミスS3着馬で、伯母の
ワンミリオンスはダート重賞2勝を挙げている。また、同じ母系にはGI/JpnI・2勝の
テスタマッタがいる。今年9月の新馬戦は2着馬と半馬身差だったが、3着以下には大差を付けていた。良血馬の素質を見せつけ、初タイトルゲットなるか。
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アーデルリーベ(牝2、栗東・
斉藤崇史厩舎)
祖母に名牝
ビワハイジがいる血統。したがって
ブエナビスタや
ジョワドヴィーヴルなどと同じ一族にあたる。6月のデビュー戦はゴール直前で差され2着だったが、続く8月中京の未勝利戦を5馬身差の圧勝。
なでしこ賞は4着も、高い先行力を見せつけた。初白星の内容から1ハロンの距離短縮はプラス。スピード生かして戴冠狙う。
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ハーフブルー(牝2、北海道・
小野望厩舎)
デビュー戦、2戦目は2着に敗れたが、7月の牝馬未勝利戦を5馬身差で快勝すると、続く
JRA認定
アタックチャレンジは後続に7馬身差を付けた。札幌の芝競走では結果が出なかったが、ダートに戻って3勝目。1200mの距離にも対応できることを確認した。他馬の出方を見ながら運べる大外枠は悪くない。地元に
ビッグタイトルもたらすか。
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エイシンマジョリカ(牝2、北海道・
米川昇厩舎)
今年5月の初陣は単勝90.8倍と人気薄でのデビュー勝ちだったが、7月に早くも2勝目を飾るなど、初戦が決してフロックでは無いことを証明。その後も安定した成績を残し、前走の
ネクストスター門別では、上がり最速の末脚で3着と見せ場をつくった。ハイペースになりやすい
エーデルワイス賞。後方待機策がハマればアッと言わせるシーンも。
そのほかにも、初ダートを快勝した
イッシンフラン(牝2、美浦・
竹内正洋厩舎)、南関東から果敢に挑戦する
パトリオットゲーム(牝2、川崎・
山崎裕也厩舎)などが出走を予定している。