オーストラリアで行われる1着賞金525万豪ドル(約5億円)の
ゴールデンイーグル(11月2日、ローズヒルガーデンズ競馬場・芝1500メートル)で
アスコリピチェーノ(牝3歳、美浦・黒岩厩舎)が昨年の
オオバンブルマイに続く日本勢2年連続Vを狙う。
初めて古馬と対戦した前走の
京成杯AHを快勝して、マイルでは国内トップクラスの実力を誇る。昨年の阪神JFを制して
最優秀2歳牝馬に輝き、続く
桜花賞、
NHKマイルCでも連続2着と全6戦でオール連対の安定感は抜群だ。黒岩調教師は「栗東に行ったりしても適応力が高いし、体調管理がしやすいタイプですからね」と初の海外遠征に踏み切った理由を明かす。鞍上には名手モレイラを配した。「国内検疫、輸送、現地での調整と全ての過程がうまくいっています。楽しみです」と自信を隠さない。
同レースには昨年の
京王杯2歳Sを勝った
コラソンビート(牝3歳、美浦・加藤士厩舎)も参戦する。なお、
JRA海外馬券発売は行われない。
スポーツ報知