30日、船橋競馬場で行われた第70回平和賞(2歳・重賞・ダ1600m・1着賞金1800万円)は、好位から直線で脚を伸ばした石川倭騎手騎乗の1番人気ウィルオレオール(牡2、北海道・小国博行厩舎)が、2番手からいったんは抜け出した4番人気ガバナビリティー(牡2、船橋・佐藤裕太厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分44秒6(重)。

　さらに5馬身差の3着に5番人気プレミアムハンド(牡2、浦和・小久保智厩舎)が入った。なお、2番人気アッカーマン(牡2、船橋・川島正一厩舎)は4着に、3番人気キングミニスター(牡2、北海道・田中淳司厩舎)は6着に終わった。

　勝ったウィルオレオールは、父レッドベルジュール、母カゼノボレロ、その父フサイチコンコルドという血統。前走のブルーサファイア特別に続き連勝。重賞初制覇となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆ウィルオレオール(牡2)
騎手:石川倭
厩舎:北海道・小国博行
父:レッドベルジュール
母:カゼノボレロ
母の父:フサイチコンコルド
馬主:前田 良平
生産者:風ノ丘ファーム

【全着順】
1着　ウィルオレオール　1人気
2着　ガバナビリティー　4人気
3着　プレミアムハンド　5人気
4着　アッカーマン　2人気
5着　オニアシ　6人気
6着　キングミニスター　3人気
7着　プローラーティオー　9人気
8着　ハセノブライアン　7人気
9着　レッドサラマンダー　8人気