2022年、2023年と
帝王賞を連覇している
メイショウハリオ(栗東・
岡田稲男厩舎)。昨年、大井ダート2000mで行われた
JBCクラシックは4着に終わっており、近走は勝ち星から遠のいている。今朝31日は11月4日(月・祝)に
佐賀競馬場で行われる
JBCクラシック(ダート2000m)に向けた最終追い切りを行った。
朝一番のCWで
浜中俊騎手が騎乗。
マーベリックシチー、
テーオーロイヤルとの3頭併せだったが、その先頭で隊列を引っ張る。3コーナーへ進入していくところでの先頭との差は
マーベリックシチーが2馬身、
テーオーロイヤルは5馬身といったところ。
最後の直線に向いて
マーベリックシチーが
メイショウハリオに並んでいくと、浜中騎手もアクションを起こし、2頭が追い比べの状態。
テーオーロイヤルは無理に追いつきにいくことはせず、ゴール前は2頭のマッチレース。ラスト1F標識手前で半馬身ほど
メイショウハリオが前に出ると、そこからゴールへ向かっては2頭の差がどんどんと開き、
メイショウハリオが2馬身ほど先着してのフィニッシュだった。
時計は6F82.8〜5F66.8〜4F51.7〜3F36.9〜2F22.8〜1F11.3秒。最近は併せ馬で先行してもゴールで先着できることがほとんどなかっただけに先週の追走先着、そして今朝の先着とCWでの動きは前走と比べてかなり良化している。
(取材・文:井内利彰)