昨年の
忘れな草賞で2着だった
ミッキーツインクル(牝4、栗東・
中内田充正厩舎)が、日曜福島9Rの
土湯温泉特別(3歳上牝・1勝クラス・芝1800m)で1年7カ月ぶりの実戦を迎える。
ミッキーツインクルは父
ドゥラメンテ、
母テーブルロンド、母の父
Astronomer Royalの血統。母は仏G3の2着馬。近親には活躍馬がズラリと並び、伯母のアモラマ(
Amorama)は04年の米G1・
デルマーオークス、米G1・ジョンC.マビーHの勝ち馬。伯父の
アンコイルドは13年の
京都大賞典と
函館記念で2着。いとこのオデリス(
Odeliz)は15年の仏G1・ジャンロマネ賞、伊G1・
リディアテシオ賞を制している。20年のセレクトセール当歳では6000万円(税抜)で取引された。
ここまで2戦1勝。昨年1月の京都の新馬(芝2000m)でデビュー勝ち。続く
忘れな草賞で賞金加算を目指したが、
グランベルナデットに1馬身及ばずの2着に敗退。その後は長期休養を強いられ、今回が1年7カ月ぶりの復帰戦となる。
長期ブランクはハンデだが、1勝クラスでは明らかに素質上位。仮に仕上がり途上であっても、地力でねじ伏せたい一戦となる。