「ファンタジーS・G3」(2日、京都)
大雨の影響で非常にタフな馬場で行われた一戦。デビュー前から素質を高く評価されてきた単勝4番人気の
ダンツエランが大接戦を制し、重賞初制覇を飾った。道中は好位外めで抑え気味に脚をためると、直線は馬場の真ん中から力強い伸び脚を披露。前で粘る10番人気
モズナナスターを鼻差差し切り、初の重賞タイトルをもぎ取った。なお、3着には15番人気の
ベルビースタローンが食い込み、3連単62万8580円の驚配が飛び出した。
団野は「最後は結構つらくなったと思いますが、きょうの馬場をこなして、次に向けていい競馬ができたと思います。何が何でも前に行く馬ではありませんし、そこは調教師とも話して、いいレースができました。気が良過ぎる分、最初の2Fは折り合いに苦労して、そこが次に向けての課題です。きょうは結果が出て良かったです」と頰を緩ませた。
提供:デイリースポーツ