東京8Rの
秋陽ジャンプステークス(障害3歳以上オープン・芝3110m)は2番人気
サペラヴィ(
江田勇亮騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分32秒1(稍重)。1馬身3/4差の2着に3番人気
サイード、さらに2馬身1/2差の3着に5番人気
アンクルブラックが入った。
サペラヴィは美浦・
南田美知雄厩舎の7歳牡馬で、父
ローズキングダム、
母セミニョン(母の
父マンハッタンカフェ)。通算成績は40戦8勝。
レース後のコメント
1着
サペラヴィ(
江田勇亮騎手)
「この馬のリズムで行ければいいなと思っていました。飛越で勢いがつく感じで、そこでスピードが落ちないので自然にハナへ行くような感じでした。本場のぶんいつもより少し我慢しつつ、しかしおさえすぎずに行って、終いまでしっかり頑張ってくれました。力をつけてきていますし、気持ちの面でもしっかりして強くなりました。重賞勝ちの力を本場でも出してくれました」
2着
サイード(
小牧加矢太騎手)
「気持ちよくハナを取れました。逃げ馬という感じの馬ではないですが、この展開になって(後ろが)早く来るだろうというのは想像していました。左回りが得意なのに右に張るところがあったので、普段通り走れていればスムーズだったと思います。終いに勝負出来る力はありますし、今までならやめてしまっても不思議ないような包まれる形になっても最後まで頑張っていました。もうひとつ展開がはまれば、勝ち負けになると思います」
3着
アンクルブラック(
高田潤騎手)
「夏に弱くて休んでいて休み明けの昇級戦で、メンバーも強くて条件的には厳しい状況だと思いましたが、しっかりペースについて行って力のあるところを見せてくれました。飛越がところどころ低いところがありましたが、本来練習では綺麗に跳べているので、キャリアを積んでいって調教で修正したいですね。力はありますし、まだ障害のキャリアも浅い馬ですからこの先が楽しみです」
4着
ヴェイルネビュラ(
草野太郎騎手)
「久々のぶんちょっと
テンションが高く、ゲートが開いてから
テンションが高かったです。出たところで折り合うのが理想でした。あえて下げたり出したりはせず、馬場も少し湿っていたので、良い
バランスを取って頑張ってもらうのがプランでした。気持ちがはみ出していたぶん障害も少しはみ出してしまって、前半は加速して行ける飛越ではなかったです。
スタンド前で収まったのですが、スタンド前まででだいぶ消耗してしまっていました。最後の飛越で前に出て、このまま流れ込んでくれればと思いましたが、前半力んでいたぶんで最後に差されてしまいました。気持ちの問題ですね」
ラジオNIKKEI