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リーダーズカップ・ディスタフ・G1(現地時間11月2日、米国・
デルマー競馬場・ダート1800メートル)
2日間にわたる米国競馬の祭典の2日目。3歳以上の牝馬による砂の女王決定戦に出走した
アリスヴェリテ(4歳、栗東・
中竹和也厩舎、父
キズナ)は4着に敗れた。第一希望だった芝2200メートルのBCフィリー&メアターフではなく、初ダートのBCディスタフに回ったが、2021年の
マルシュロレーヌ以来となる日本馬Vはならなかった。勝ったのはソーピードアンナ(牝3歳、K・マーク厩舎、父ファストアンナ)で5つ目のG1タイトルを手にした。
手綱を執ったカイル・
フレイ騎手は7頭立ての5番手に誘導。芝のレースとは違う差す
スタイルで進めたが、直線は外から追い上げて4着に食い込んだ。
フレイ騎手は「タフですね。とてもよく走ってくれました。もう少し距離があれば際どい結果になっていたと思う。(初ダートも)ビックリするぐらい上手にこなしていました」と笑顔でコメントした。
同馬は2歳だった22年の
アルテミスSで3着と好走し、芝を中心に使われてきた。今年6月に
永島まなみ騎手と初コンビだった
マーメイドSで人馬ともに重賞初制覇。同馬の半兄
リアンヴェリテ(
父ゴールドアリュール)は
大沼Sをはじめ、ダートで8勝(地方の
JRA交流1勝を含む)。全兄の
キメラヴェリテは2019年の
北海道2歳優駿で勝っており、ダートでも結果を出している一族だった。
なお、同レースに出走予定だったデビュー7連勝の
オーサムリザルト(4歳、栗東・
池江泰寿厩舎、父
ジャスティファイ)は直前で出走を取り消している。
スポーツ報知