池江調教師が11月5日、米G1のBCディスタフで当日になって出走取消となった
オーサムリザルト(牝4歳、栗東・
池江泰寿厩舎、父
ジャスティファイ)について、当時の状況を語った。
デビューV直後に左前脚の球節を剥離骨折したこともあったように、膝にストレスのかかりやすいタイプ。その中でもうまくケアしながら、日本では7戦7勝と成績を積み重ねてきた。現地でも主催者側中心に行われた前日のレントゲン検査などでは問題なかったが、当日朝に行われた
カリフォルニア州の獣医による歩様などを見る検査で急きょ、出走許可が下りなかったという。「ファンの方や
オーサム自身には気の毒なことになりました」と池江調教師。現地で新たに異常などが起きたわけではないことを強調した。
無念の帰国となるが、今後に関しては未定。「輸送の疲れなどを見てからですね。脚元に関しては、普通に競馬に使えるような状態です」と説明した。状態を見極めながら、復帰戦を考えていく方針だ。
スポーツ報知