◆第49回
エリザベス女王杯・G1(11月10日、京都競馬場・芝2200メートル)追い切り=11月6日、美浦トレセン
前走の
新潟記念で重賞初制覇を飾り、昨年9着の雪辱を期す
シンリョクカ(牝4歳、美浦・
竹内正洋厩舎、父
サトノダイヤモンド)が、活気あふれる動きで好仕上がりをアピールした。Wコースで前を単走で行く
トウロウノオノ(4歳1勝クラス)を目標に見ながら、内
フクノブルーレイク(2歳未勝利)と併せ馬。前半はゆったりと先行する形から、直線では後ろから来られると、反応良く脚を伸ばして5ハロン68秒8―11秒6で約半馬身先着した。
自ら手綱を執った竹内調教師は「後ろから追いかけてもらって、最後の反応を見ました。後ろから来られた時の反応もすごくよかったですし、馬も(体が)伸び切らず、いい姿勢のまま、いいラップのまま上がっていけた」と、記者会見で満足げに語った。調整過程も含めて前走以上の手応えをつかんでおり、侮れない雰囲気を漂わせている。
スポーツ報知