11月17日(日)に京都競馬場、芝1600mで行われる
マイルチャンピオンシップ。ここに特別登録している馬たちが今朝6日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。
前走
スプリンターズSは11着に終わった
オオバンブルマイ(栗東・
吉村圭司厩舎)は、朝一番のCWで
武豊騎手が騎乗して、
パープルクラウド、
シーリュウシーを追走する併せ馬。3コーナーで先頭との差は5馬身くらいあったが、少しずつ差を詰めて、4コーナーを回る時は内から2馬身くらいのところ。
最後の直線に向いて、
シーリュウシーと一緒に先頭を交わすと、あとはラスト1F標識手前で
シーリュウシーも引き離して先着でゴール。6F79.8〜5F65.6〜4F51.6〜3F36.6〜2F22.7〜1F11.2秒と速い時計をマークしているが、手応えにはまだまだ余裕があった。
1回目のCWのハローが終了した直後に
西村淳也騎手が騎乗して追い切った
エルトンバローズ(栗東・
杉山晴紀厩舎)は3頭併せを一番後ろから追いかけて、ゴールでは
ヤングスカーレットに少し遅れる形でゴール。時計は6F80.3〜5F65.3〜4F50.4〜3F35.8〜2F22.6〜1F11.4秒と数字的には動けている。
昨年の覇者
ナミュール(栗東・
高野友和厩舎)は坂路で1本目を4F71.8秒で登坂した後の2本目の追い切り。4F56.1〜3F40.2〜2F25.5〜1F12.1秒と時計は遅くなったが、見た目には力強くしっかりと動くことができていた。
(取材・文:井内利彰)