重賞2勝を挙げた
ステラヴェローチェ(牡6歳、栗東・
須貝尚介厩舎、
父バゴ)が11月6日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退することになった。
同馬は2歳時に
サウジアラビアRCで重賞初制覇を果たした後、続く
朝日杯FSでも2着に入った。3歳時も
神戸新聞杯を勝ったが、3冠戦線では3、3、4着と惜敗続き。古馬での飛躍が期待されたが、右前脚浅屈腱炎を発症し、約1年7か月にも及ぶ休養を余儀なくされた。復帰後は3戦目の
大阪城Sで復活Vを飾ると、重賞戦線でも
大阪杯4着など好走。しかし、前走の
天皇賞・秋9着後に屈腱炎が再発し、ターフを去ることになった。通算19戦4勝。総獲得賞金は3億7563万2000円。
須貝調教師「一度屈腱炎になった後も復活して、しかも勝ってくれた。その後にはG1でも惜しい競馬をしたし、本当によく頑張ってくれたと思います。まず今は、ゆっくりしてほしいですね」
スポーツ報知