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マイルCS」(17日、京都)の1週前追い切りが東西トレセンで行われ、昨年2着の
ソウルラッシュ(牡6=池江)は団野を背にCWコースで鋭い動きを見せた。先導役の
ウェルカムニュース(5歳オープン)を2馬身追いかけ、直線は外から豪快に6馬身突き放した。全体時計は6F81秒4でラスト1Fは10秒8と圧巻の切れ味。鞍上は「短期放牧を挟み、少し緩いと感じたのでしっかり動かした。(動きは)良かったし順調に進められています」と納得の表情を浮かべた。
秋初戦の富士Sは0秒1差の2着に惜敗。池江師は「勝ち馬(
ジュンブロッサム)とは1キロの重量差と直線で少しモタついた分の差が影響した。反応の鈍い面があるので、坂の下りで勢いをつけられる京都はいい」と反撃に燃える。6歳秋を迎え、円熟味を増した
ソウルラッシュが念願のG1タイトル獲得を目指す。
スポニチ