スマートフォン版へ

【エリザベス女王杯】サリエラに託された2つの歴史的大記録 国枝師「こういう記録に挑めるのは光栄」

スポニチ
  • 2024年11月08日(金) 05時30分
 サリエラエリザベス女王杯には2つの偉大な記録が懸かっている。国枝師の牝馬限定G1完全制覇と、ディープインパクト産駒JRA・G1単独最多勝利。どちらも残り少ないチャンスだけに、その走りに注目が集まる。

 3冠牝馬アーモンドアイアパパネなどあまたの名牝を手がけた国枝師。調教師として史上初となる牝馬限定G1完全制覇に王手をかけており、あとはアパパネが10、11年に3着だった本レースを残すのみだ。26年2月に引退を迎える名伯楽に残されたチャンスは今年を含めて2回のみ。今年はエリカヴィータとの2頭出しで偉業達成に挑む。師は「(マスコミが)話題に困るだろうから残しておこうか?」とうそぶきつつ「こういう記録に挑めるのは光栄なこと」と意気込んでいた。

 ディープインパクト産駒は現在JRAのG1・71勝。歴史的種牡馬でディープの父でもあるサンデーサイレンスと首位に並んでいる。同産駒は現4歳がラストクロップ。その血脈には初コンビを組むムーアも期待を寄せる。ジャパンCでは英愛ダービーなどG1・6勝の同産駒オーギュストロダンとコンビを組む世界的名手は7日に美浦を訪れ、「血統表を見てディープインパクトの血さえ入っていれば、どんなレースでもチャンスがあると思える。ここまでもとんでもない結果を残しているし、ディープのおかげで今の生産界が成り立っている」と賛辞を並べた。

 今週から有馬記念当日(12月22日)まで日本で騎乗予定のムーアはすでにサリエラをチェック済み。「ここ2戦よりステップアップする必要はあるが、コースや2200メートル、スタミナも問題はない」ときっぱり。サリエラが名手に導かれて昨年(6着)のリベンジを果たせば、歴史的な大記録が同時に誕生する。

スポニチ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す