「
エリザベス女王杯・G1」(10日、京都)
9日から短期免許で騎乗するライアン・ムーア騎手(41)=英国=が7日、手続きのため美浦トレセンを訪問。
エリザベス女王杯でコンビを組む
サリエラを含め、意気込みを語った。また、トム・マーカンド騎手(26)&ホリー・ドイル騎手(28)=ともに英国=の夫妻も3年連続で短期免許を取得して来日。マーカンドは
エリザベス女王杯で
シンティレーション、ドイルは
福島記念で
サトノエルドールに騎乗して重賞制覇を目指す。
3年連続の来日とあって、マーカンド&ドイル夫妻の表情は
リラックスムード。手続きを終えると、仲むつまじく
メディアの取材に応じた。
マーカンドは昨年9月に25歳の若さで通算1000勝を達成した英国のホープ。手腕に磨きを掛けての再来日で、9日の
エリザベス女王杯では早速、
府中牝馬Sで2着に好走した
シンティレーションとコンビを組む。「前走は鋭くいい脚を使っていた。距離が延びてもいいと思いますし、楽しみです」と腕をぶす。
一方、妻のドイルも今年9月に英国の女性騎手として2人目となる通算1000勝を達成したトップジョッキー。今週末の福島での騎乗に「去年もたくさん勝たせてもらいました。今年も福島から始められて、いい
ステップを踏めるのでは」と笑顔。進化し続ける若き夫婦の活躍に注目だ。
◆短期免許 JRAが9日、ライアン・ムーア騎手(41)、ホリー・ドイル騎手(28)、トム・マーカンド騎手(26)=いずれも英国=に交付。ムーアは9日から12月23日まで、身元引受調教師は
堀宣行師で、契約馬主は吉田和美氏。ドイルは9日から12月22日まで、身元引受調教師は
田中博康師で、契約馬主はキャロット
ファーム。マーカンドは9日から12月22日まで、身元引受調教師は
宮田敬介師で、契約馬主はシルクレーシング。
提供:デイリースポーツ