今週も引き続き「東京・京都・福島」の3場開催。
そんな今週は、障害重賞に加え、平地重賞が4レースも用意されている豪華な週末となります。なかでも注目となるのは、やはり秋の牝馬頂点を決める・
エリザベス女王杯(GI・京都・芝2200m)でしょう。
20〜22年の阪神開催年は大波乱もあったこのレース。昨年からは京都競馬場開催へと戻りましたが、今年は今年で混戦の雰囲気も漂っています。果たしてどんな結果が待ち受けているのでしょうか。
それでは出走予定のメンバーを確認しておきましょう。
まず人気になりそうなのは、この秋絶好調
C.ルメール騎手が乗る唯一の3歳馬
レガレイラ(牝3・美浦・
木村哲也厩舎)。前走GII
ローズS5着から、
秋華賞をパスしてここに焦点を合わせてきました。鞍上含め、ローテの点では昨年の1着馬
ブレイディヴェーグと被る点はありますが、今年はまだ結果が出ていないのも事実。現在の調子はどうなのかは気になるところです。
対するは、前走・新潟牝馬S1着となっている新星
ホールネス(牝4・栗東・
藤原英昭厩舎)。デビュー以来主戦だった西塚騎手から坂井騎手へとバトンタッチで初重賞制覇を狙います。さらに鞍上C.デムーロ騎手に乗り替わって挑むのは一昨年・
秋華賞1着馬の
スタニングローズ(牝5・栗東・
高野友和厩舎)。この馬も不気味な存在です。
さらには前走・GIII
新潟記念を勝って駒を進めてきた
シンリョクカ(牝4・美浦・
竹内正洋厩舎)。昨年3歳時にもこのレースに参戦。結果は9着でしたが、今年は成長あるところを見せたいものです。これ以外にも、鞍上R.ムーア騎手となった
サリエラ(牝5・美浦・
国枝栄厩舎)、前走
府中牝馬S2着で
ブレイディヴェーグに迫った
シンティレーション(牝5・美浦・
池上昌和厩舎)など、まさに戦国群雄割拠のメンバーに。配当的にも面白いレースになりそうです。
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それでは11月08日(金)に出た『
エリザベス女王杯』の調子偏差値速報をお届けしましましょう。
現在、1番人気が予想される
レガレイラは、偏差値75で堂々の1位になっています。あとは結果を残すだけということでしょう。
2番人気が予想される
ホールネスは、偏差値59と低めの10位でした。少々心配はありますが、ただ同馬は前走も同値で1着になっているだけに問題ないのかもしれません。
さらに3番人気が予想されている
スタニングローズは、偏差値72での2位。前走よりはかなり上げてきました。人気上位勢の調子に関しては大きな問題はないようです。
このほか、ちょっと気になるのが偏差値3・4位に入っている人気薄勢。ここの馬たちが今年の穴馬候補となってくるのでしょうか。
あなたの本命馬はどんな偏差値なのか? この機会に『調子偏差値』を参考にしてみてはいかがでしょう。
なお日曜日・東京11R・オーロC(L・芝1400m)の調子偏差値は、無料でご覧いただけます。※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。