11月10日の東京5R・2歳新馬戦(芝1600メートル=10頭立て)は、3番人気の
ティラトーレ(牝、美浦・
牧光二厩舎、父
リアルスティール)が、3馬身差の完勝でデビュー戦を白星で飾った。伯父に08年アメリカJCCを制した
エアシェイディ、伯母に05年の
秋華賞馬
エアメサイアのいる血統。勝ち時計は1分35秒8(良)。
五分のスタートを決めて、逃げた内の
スターエンブレムを見る形で2番手をキープ。そのまま直線の入り口で並びかけると、競り合いの末に最後は3馬身差をつけた。
牧調教師との師弟タッグで4Rに続く新馬戦連勝となった
木幡巧也騎手は「調教の動きは良かったけど、気持ちが難しい子。返し馬でも口(操縦)が利かなくなって、そのへんが課題。競馬も右に逃げようとする部分など課題はあったが、最後は余力を残していたし、ポテンシャルは高そう」と、課題を指摘したうえで能力を評価した。
スポーツ報知