11月10日の福島6R・2歳新馬(ダート1700メートル=15頭立て)は、半兄に
札幌2歳Sを勝った
セットアップがいる1番人気の
ヒットミー(牝、美浦・
鹿戸雄一厩舎、
父シニスターミニスター)が逃げ切った。鞍上の
柴田善臣騎手は、自身の
JRA最年長勝利記録を58歳3か月12日に更新した。勝ち時計は1分47秒6(良)。
好発から主導権を握ると、最後まで後続に詰め寄られることもなく、5馬身差をつけて押し切った。柴田善騎手は「調教の動きから初戦向きと思っていた。今後はゲートが課題。時間をかけて精神面の成長を待って、コントロールが利けば上でも通用すると思う」と評価した。
鹿戸雄一調教師は「除外になって体はギリギリだったけど、能力で勝ってくれた。余裕を持って勝てたので距離はもつと思う。イライラもしていたし、ひと息入れればもっと良くなると思う」と、次走については心身の状態を見て間隔を空ける方針を示した。
スポーツ報知