11月10日の福島9R・
福島2歳S(2歳オープン、芝1200メートル=16頭立て)は4番人気の
ポッドベイダー(牡2歳、美浦・
上原佑紀厩舎、父
リオンディーズ)が、力強い末脚を繰り出して快勝した。勝ち時計は1分10秒7(良)
道中は
レイピアと
ジャスパーディビネのハナ争いを見る形で、2列目の集団に位置。残り100メートルで
レイピアをパスすると、中団から脚を伸ばした
ヴァージルに1馬身1/4差をつけて快勝した。初騎乗となった
荻野極騎手は「
テンションが高かったけど、レースでは折り合いがついて、しまいはじけてくれました。いい内容で勝ててよかったです」とうなずいた。上原佑調教師も「デビュー前から能力を感じていて、気性の難しさはありますけど、今回は馬具を替えたり、調教から工夫して臨みました。力を見せてくれてホッとしました。距離は1200メートルがいいと思います」と胸をなで下ろしていた。
スポーツ報知