京都11Rの第49回
エリザベス女王杯(3歳以上GI・牝馬・芝2200m)は3番人気
スタニングローズ(C.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分11秒1(良)。2馬身差の2着に12番人気
ラヴェル、さらに3/4馬身差の3着に2番人気
ホールネスが入った。
スタニングローズは栗東・
高野友和厩舎の5歳牝馬で、
父キングカメハメハ、
母ローザブランカ(母の
父クロフネ)。通算成績は17戦6勝。
レース後のコメント
1着
スタニングローズ(C.デムーロ騎手)
「今年はGIを勝つために日本に来たのに、2着が多くて不甲斐なく思っていましたが、ここで勝ててとても嬉しいです。サポートしてくださった皆さんに感謝しています。
レースでは、ゲートを出てからどうしようかという感じでしたが、前のグループの後ろで手応え良く運べました。直線もとても良い脚を使って、そのままゴールを切ってくれました」
2着
ラヴェル(
川田将雅騎手)
「返し馬でこの馬の本質の高さを感じましたし、それに見合うレースを組み立てながら最後までよく頑張ってくれました」
3着
ホールネス(
坂井瑠星騎手)
「コンディションは良さそうでしたし、スムーズなレースで、リズム良く運べました。勝ち馬には離されましたが、いい内容で走ることができました。これがいい経験になったと思います」
4着
シンリョクカ(
木幡初也騎手)
「ポケットの位置で、いいリズムで運べていました。3コーナーから4コーナーでモタつくところがありましたが、距離もギリギリだったので、反応が鈍くなったのかもしれません。それでも、大舞台でしっかり力を出し切って、差の無いレースができました。機動力を生かす競馬ができますので、次に繋げていければと思います」
5着
レガレイラ(
C.ルメール騎手)
「好きなポジションを取れませんでした。クリスチャン(
スタニングローズ)の後ろにいたらいい競馬ができたと思います。いいスタートをしましたが、いつも通りの走り方で、後ろすぎました。直線ではちょっとぶつけられて、スムーズな競馬ができず、アンラッキーでした。絶対にGIレベルの馬です。いい騎乗ができませんでした」
7着
サリエラ(R.ムーア騎手)
「いいスタートを切りましたが、スピードに乗るまでに時間がかかる馬で、後ろのポジションになりました。直線はいい脚を見せてくれましたが、スタミナが持ち味の馬なので、さらに距離を延ばした方が結果を出せると思います」
9着
コスタボニータ(
松山弘平騎手)
「大外枠でしたが、勝ち馬の後ろでいいレースをしてくれました。最後は横一線でしたし、差の無いところまで良く頑張ってくれたと思います」
10着
シンティレーション(T.マーカンド騎手)
「行く馬を行かせて中団でじっくり進めました。思惑通りでした。2200mは初めてで、少しハミを噛むところがありましたが、ギリギリ折り合っていました。直線では、自分の進路のところに外から入って来られて、残念でした。距離は2000mの方がいいと思います」
14着
モリアーナ(
岩田康誠騎手)
「前回は折り合いがつきました。直線に向く前から仕掛けてきましたが、最後は脚を使ってくれませんでした」
16着
コンクシェル(
岩田望来騎手)
「リズム良く澱みなくレースが作れました。追ってからの反応が今一つでした。距離が長いのかどうか。状態が良かっただけにこの結果を見たら長いのかもしれません」
17着
ハーパー(
武豊騎手)
「スタートしてずっと内にささって、普通に走らせるのに苦労しました」
ラジオNIKKEI