スマートフォン版へ

JRAが来年度G1の4競走で1着本賞金を3億円に増額 宝塚記念、天皇賞・春と秋、大阪杯 8000万円〜1億円の大幅アップ

スポーツ報知
  • 2024年11月11日(月) 03時00分
 JRAが、来年度の宝塚記念(6月15日)、天皇賞・春(5月4日)と秋(11月2日)、大阪杯(4月6日)のG1・4競走の1着本賞金を3億円に増額することが10日、スポーツ報知の取材で分かった。今年度の宝塚記念天皇賞・春、秋の1着本賞金は、いずれも2億2000万円で、大阪杯は同2億円となっており、8000万円〜1億円という大幅な増額となる。今月行われる経営委員会での来年度の事業計画(案)、収支予算(案)の議決後、農水大臣の認可を受けて正式に決定する方向だ。

 JRAの1着本賞金の最高額は有馬記念ジャパンCが23年から5億円に引き上げられており、日本ダービーの3億円がそれに次ぐ高額賞金レースとなっているが、国内G1の出走メンバーのさらなる充実を図る狙いがあるとみられる。今月開催された米国競馬の祭典、ブリーダーズCには過去最多となる総勢19頭の日本調教馬が遠征したように、近年は海外を含めたレースの選択肢が多様化。国内の一流馬の“流出”を防ぐ一方で、外国馬の積極的な参戦を促すことにもつながる。

 今年のJRAの売得金は先週末終了時点で前年比101・0%と堅調に推移している。しかし今年上半期の平地G1・12レースの売り上げ合計は前年比3・6%減となっており、大阪杯は前年比10・3%減、宝塚記念は前年比10・1%減と振るわなかった。よりファンに興味を持ってもらえる好メンバーをそろえるために、大胆なテコ入れに踏み切る。

スポーツ報知

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す