初めてのマイル戦だが、鋭い切れ味を持つ堅実無比のブレイディヴェーグが主力。主な有力馬は次の通り。

■11/17(日)　マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・京都芝1600m)

　キャリア6戦中、最速、もしくは最速タイの上がりを駆使したレースは5戦。その中の3戦は32秒台という究極の切れ味を発揮しているブレイディヴェーグ。初めてのマイル戦が牡馬の一流馬が揃うGIになるが、決め手はむしろ上位でGI・2勝目を狙う。鞍上はC.ルメール騎手

　抜群の末脚を持つナミュールは昨年のマイルCSの覇者。安田記念からの直行となるが、休み明けは滅法走るタイプで、むしろフレッシュな方がいい。この馬も鋭い決め手があり、連覇の期待がかかる。鞍上はC.デムーロ騎手。

　その他、強敵を一蹴した富士Sが強い競馬だったジュンブロッサム、日本の馬場への適応がカギもG1・3勝の実績をもつチャリン、マイルの経験は少ないが、前走が天皇賞(秋)で小差だったマテンロウスカイ、一昨年の勝ち馬セリフォス、マイルの実績だけならメンバー中随一のソウルラッシュらが、淀のターフを駆け巡る。発走は15時40分。