JRAは13日、
佐々木大輔騎手(20)、
横山琉人騎手(21)を騎14日から12月13日まで30日間の騎乗停止としたことを発表した。
デビュー3年目で今年はここまで関東リーディング3位(全国10位)につけ重賞も3勝している佐々木は、今年5月4日および5月17日、調整ルーム入室義務期間中に
小林勝太がスマートフォンを使用して他者と通信する場に同席し、同騎手の通信行為に間接的に加わっていた。
横山琉は今年3月16日および同年5月25日、自身の調整ルーム入室義務期間外に、入室義務期間中である
永野猛蔵と通信していた事実が判明した。
昨年から
JRAの若手騎手のスマホ不適切使用が次々に発覚。昨年5月には
今村聖奈ら6人の若手騎手が30日間の騎乗停止に。今年5月には、
水沼元輝の不適切使用と偽装工作が判明し、来年2月28日までの9カ月間の騎乗停止処分となった。
10月には
永野猛蔵、
小林勝太が騎乗停止となり、藤田菜七子は騎乗停止発表後に現役を引退。佐々木と横山琉は今春の行為だが、既に昨年からスマホ不適切使用は大きな問題となっていた。2人とも調整ルーム内にスマホを持ち込んでの不適切使用ではないが、認識の甘さが騎乗停止につながった形だ。
スポニチ