今週も引き続き「東京・京都・福島」の3場開催。注目となるのは、秋のマイル王頂点を決める・
マイルチャンピオンシップ(GI・京都・芝1600m)でしょう。
近2年は、1番人気馬が馬券圏内に絡まず波乱決着になっています。
今年は海外からの1頭も含むマイル戦の強豪スペシャリストが集合。上位勢はGI馬が揃っていますが、人気薄にも面白そうな伏兵ズラリという感じです。不安定な天気も波乱予想になってくるかも…。果たして今年はどんな結果が待ち受けているのでしょうか。
それでは出走予定のメンバーを確認しておきましょう。
まず人気になりそうなのは、昨年の
エリザベス女王杯1着馬
ブレイディヴェーグ(牝4・美浦・宮田厩舎)。前走は約11か月ぶりとなるGIIアイルランド府中牝馬でしたが、最速上りを出しての快勝。キャリアとしては初の芝マイル戦となりますが、人気は確実となりそうです。
対するは、昨年このレースで待望の初GI勝利している
ナミュール(牝5・栗東・高野厩舎)。今年も春にはGI
安田記念では日本馬最先着となる2着をキープ。鞍上はC.デムーロ騎手になっての連覇を狙います。
さらには昨年このレースで2着となっている
ソウルラッシュ(牡6・栗東・池江厩舎)。マイル重賞ではいつも好走しているイメージはありますが、なぜかGI戴冠は未達。今年は悲願の初GI制覇となるのでしょうか。
ほかにも、海外から芝マイルG1を3勝している強豪チャリン(牡4・海外・ヴェリアン厩舎)はムーア騎手で。前走GII富士S1着
ジュンブロッサム(牡5・栗東・友道厩舎)、一昨年の
マイルCS勝ち馬
セリフォス(牡5・栗東・中内田厩舎)など豪華メンバーとなっています。
こんな難解メンバーでチェックしておきたいのがnetkeibaオリジナル『調子偏差値』。調子偏差値は出走馬の調子を偏差値化、ランキング順でも表示できる予想ツールです。簡単には拾えない一変する可能性の高い人気薄や、危険な人気馬も数字で察知。調子が上がっている馬は「急上昇」マークでピックアップしてくれる馬券作戦の心強い味方です!
それでは11月15日(金)に出た『
マイルCS』の調子偏差値速報をお届けしましょう。
現在、1番人気が予想されている
ブレイディヴェーグは、偏差値60で8位になっています。昨年の
エリザベス女王杯制覇の時は75からの勝利。そこから見ると低い数字になりましたが、前走も偏差値55からの勝利している馬。判断するのは難しい数値です。
2番人気が予想される
ソウルラッシュは偏差値72での1位。この数値でトップ。さらに同馬以外に偏差値70台がいないというのはGIでは珍しい現象です。昨年このレース2着のときは偏差値74だったので、十分やれる状態といっていいでしょう。
さらに現在3番人気が予想されている
ナミュールは、なんと昨年勝利時とまったく同じ偏差値69となっています。偏差値順位は2位。連覇も十分にありそうですね。
さて、あなたの本命馬はどんな偏差値なのか? この機会に『調子偏差値』を参考にしてみてはいかがでしょう。
なお日曜日・東京11R・
霜月S(OPダート1400m)の調子偏差値は、無料でご覧いただけます。※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。