千葉県競馬組合は15日、
森泰斗騎手(43)=船橋・フリー=が29日の第9回船橋競馬開催最終日をもって本人の意向により引退することを発表した。
同騎手は1998年4月18日に足利競馬場、佐野和伸厩舎からデビューし、2000年に一度騎手免許を返上したが01年に再取得。03年の足利競馬場廃止により宇都宮競馬へ移籍。05年に宇都宮競馬廃止となり、船橋・松代眞厩舎へ所属して南関東競馬で騎乗。15年に297勝を挙げ初の全国リーディングジョッキーに輝き、その後も16、19〜21年にもその座を獲得した。
南関東では14〜16年、18〜22年の8度に渡ってリーディングとなり、今年も14日終了時点で276勝。2位の矢野貴に30勝の差をつけて首位に立っている。通算成績は28260戦4430勝(14日まで)。重賞は17年の
東京ダービー・S1(
ヒガシウィルウィン)、19年の東京スプリト・Jpn3(
キタサンミカヅキ)など71勝を挙げている。
なお、引退会見は29日最終騎乗後に行われ、引退に至った詳細などが語られる。また12月16日(第10回船橋初日)に引退セレモニーが実施される。
提供:デイリースポーツ