JRAの経営委員会が15日に行われ、令和7年度の事業計画案および収支予算案などが発表された。収入支出予算総額は3兆4295億5652万6000円(対前年比102.2%)。賞金増額が変更の目玉で、来年度の
天皇賞・春、
宝塚記念、
天皇賞・秋の1着本賞金が2億2000万円→3億円、
大阪杯が2億円→3億円。さらにJ・G1〜J・G3の障害重賞の1着本賞金が増額となる。
大阪杯、
天皇賞・春、
宝塚記念の春古馬3冠競走を同一年度に全て優勝した馬、
天皇賞・秋、
ジャパンカップ、
有馬記念の秋古馬3冠競走を同一年度に全て優勝した馬に贈られる報奨金が、内国産馬が2億円→3億円、外国産馬が1億円→1億5000万円に変更。また、同一年度に
大阪杯、
天皇賞・春、
宝塚記念、
天皇賞・秋、
ジャパンカップ、
有馬記念のうち3競走に優勝した馬に贈られる報奨金を新設。内国産馬が2億円、外国産馬が1億円となる。ただし、春古馬3冠、秋古馬3冠を達成した場合、交付対象とならない。
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