「マイルCS・G1」(17日、京都)
3年連続の挑戦で悲願のG1初制覇を狙う
ソウルラッシュ。決戦2日前の金曜は、栗東坂路を4F62秒0-14秒3のキャンターで流して、メニューを消化した。太め感なく、引き締まった好馬体で状態の良さを伝えた。
「いいですね。追い切り後の雰囲気もいいし、馬体にも締まりが出てきた。ええ、充実しています。昨年も状態は良かったですが、その時と同じぐらいの出来で挑むことができる」と兼武助手は胸を張った。
外枠ではあるものの、もまれ込むことはない7枠13番に決定。馬群をさばく必要があった昨年の1枠1番とは違う条件に、「最内とか大外とかの極端な枠ではないので、いいんじゃないですか。芝の内も荒れてきているし、雨予報もあるので」と前向きに捉えた。
2年前は4着、そして昨年は
ナミュールの強襲に首差屈して2着。あと一歩のところまで迫りながらも、白星に手は届かなかった。“三度目の正直”に向け、兼武助手は「完成期を迎えたと言ってもいいです。あと一歩、ほんの少しのところですから。何か一つかみ合えば」と、願いを込めてG1初Vを誓った。
提供:デイリースポーツ