11月16日の東京4R・2歳新馬(芝1400メートル=11頭立て)は、1番人気の
エルマーゴ(牡、美浦・
加藤征弘厩舎、父
サートゥルナーリア)が、デビュー戦を白星で飾った。勝ち時計は1分24秒0(良)。
外の10番枠からスタートを決めて、道中は追っつけ気味に7番手を追走した。直線で外に持ち出すと、鞍上のアクションに応えて徐々に加速。長く脚を使って、最後は2着の
ベルアーブルに3/4馬身差をつけた。
マーカンド騎手は「初戦なので競馬がどういうものか分かっていなくて、道中は促しながらだったが、直線は外に出して伸びてくれた。能力的に、まだ余力があるし、将来的には1600メートルとかに延びてもいいのでは」と勝利を振り返った。
加藤征調教師は「思ったより冷静に走ってくれました。距離はもう少し延びても大丈夫だと思いますけど、競馬を覚えてくると前向きさが出てきそう。馬が(気性的に)若いので、じっくりやっていきたい」と語った。
スポーツ報知