東京11Rの第29回
東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳GII・芝1800m)は1番人気
クロワデュノール(
北村友一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒8(良)。3/4馬身差の2着に3番人気
サトノシャイニング、さらに1馬身半差の3着に2番人気
レッドキングリーが入った。
クロワデュノールは栗東・
斉藤崇史厩舎の2歳牡馬で、父
キタサンブラック、
母ライジングクロス(母の
父Cape Cross)。通算成績は2戦2勝。
レース後のコメント
1着
クロワデュノール(
北村友一騎手)
「レース自体は折り合いがつきましたけど、返し馬では少しハミに頼って乗っかってくるところがあり、体重が増えていた部分もありますし、少しハミに頼って走っていたなという気がします。まだ100点満点ではないというのは出走するにあたって思っていましたし、そのなかでしっかりと強い競馬で勝ち切ってくれましたので、本当にこの馬のポテンシャルを感じますし、一生懸命走って勝ち切ってくれた馬に感謝したいと思います。今日のこの感じで、こういう競馬ができましたから、次はもう少し体も楽になって操縦性も良くなってくれると思っていますし、この馬のポテンシャルを今日乗っていてさらに感じましたし、先々も頑張ってくれるのではと思います」
2着
サトノシャイニング(
松山弘平騎手)
「馬の後ろに入れたかったのですが、大外枠でスタートが良く、押し出されてしまいました。それに、3完歩目で落鉄もありました。それでここまで来るのですから、能力の高さを改めて感じました」
3着
レッドキングリー(
C.ルメール騎手)
「メンタルが甘く、自分でプレッシャーをかけています。それでもゴールまで、モタれずに伸びていました。シュッと切れる感じではありませんが、トビが大きく長く脚を使います。距離は1800〜2000mくらいでしょうか。もう少し落ち着いてくれると良いです」
4着
ファイアンクランツ(
菅原明良騎手)
「競馬では素直で乗りやすい馬です。もう少しレースが流れてくれたら良かったのですが、それでも脚を使ってくれました。返し馬の前やその後では
テンションが上がりやすいところがあります。もう少し大人になってくれたら良いと思います」
5着
デルアヴァー(
三浦皇成騎手)
「ゲートを出てからも鳴いているように、行き脚がつきませんでした。コーナー4つで、2000mくらいあった方が良いかもしれません。今日は上がりの競馬によく対応してくれました」
ラジオNIKKEI