17日、京都競馬場で行われた第41回
マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)は、中団後方から直線で一気に突き抜けた
団野大成騎手騎乗の4番人気
ソウルラッシュ(牡6、栗東・
池江泰寿厩舎)が、中団から脚を伸ばした7番人気
エルトンバローズ(牡4、栗東・
杉山晴紀厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒0(良)。
さらにクビ差の3着に10番人気
ウインマーベル(牡5、美浦・
深山雅史厩舎)が入った。なお、1番人気
ブレイディヴェーグ(牝4、美浦・
宮田敬介厩舎)は4着に、2番人気
ナミュール(牝5、栗東・
高野友和厩舎)は17着(ゴール入線後下馬)に、3番人気チャリン(牡4、英・R.ヴェリアン厩舎)は5着に終わった。
勝った
ソウルラッシュは、父
ルーラーシップ、
母エターナルブーケ、
その父マンハッタンカフェという血統。22年は
マイルCSで4着、23年は
マイルCSで2着、
香港マイルで4着、今年は
安田記念で3着とGIでは何度も惜敗を喫していたが、ここでついに悲願のタイトルを手にした。鞍上の
団野大成騎手は23年
高松宮記念(
ファストフォース)以来のGI・2勝目。日本時間16日深夜に行われたバーレーン国際Tで
ヤマニンサンパに騎乗(6着)、帰国し即日本で騎乗してのGI制覇となった。
【
マイルCS】1984年に創設。日本における競走体系は長らく長距離路線が重視されていたが、近代競馬においてスタミナとともにスピードも重視されるようになり、短距離路線についても整備が図られた。レース名の通りマイラーのチャンピオンを決める一戦として、春の「
安田記念」と並び短距離路線の大目標となっている。20年〜22年は京都競馬場の整備工事に伴い、阪神競馬場で開催されたが、今年は4年ぶりに京都へと帰ってくる。また、08年に創設された秋季国際GI競走シリーズ「
ジャパン・オータムインターナショナル」にも指定。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ソウルラッシュ(牡6)
騎手:
団野大成厩舎:栗東・
池江泰寿父:
ルーラーシップ母:
エターナルブーケ母の父:
マンハッタンカフェ馬主:石川達絵
生産者:
下河辺牧場
【全着順】
1着
ソウルラッシュ 4人気
2着
エルトンバローズ 7人気
3着
ウインマーベル 10人気
4着
ブレイディヴェーグ 1人気
5着 チャリン 3人気
6着
セリフォス 6人気
7着
タイムトゥヘヴン 13人気
8着
ニホンピロキーフ 16人気
9着
フィアスプライド 11人気
10着
ジュンブロッサム 5人気
11着
アルナシーム 12人気
12着
オオバンブルマイ 8人気
13着
バルサムノート 15人気
14着
マテンロウスカイ 9人気
15着
コムストックロード 17人気
16着
レイベリング 14人気
17着
ナミュール 2人気
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マイルCSダイジェスト>
※
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