京都11Rの第41回
マイルチャンピオンシップ(3歳以上GI・芝1600m)は4番人気
ソウルラッシュ(
団野大成騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒0(良)。2馬身半差の2着に7番人気
エルトンバローズ、さらにクビ差の3着に10番人気
ウインマーベルが入った。
ソウルラッシュは栗東・
池江泰寿厩舎の6歳牡馬で、父
ルーラーシップ、
母エターナルブーケ(母の
父マンハッタンカフェ)。通算成績は22戦8勝。
レース後のコメント
1着
ソウルラッシュ(
団野大成騎手)
「最高の気分ですね。出てから思ったほどポジションを取れなかったのですが、GIで素晴らしいメンバーが揃っていましたし、ある程度テンについて行けないのは覚悟していたので、そこから馬のリズムでしっかり運べたかなと思いますし、それが最後の伸びにつながったと思います。並びも凄く良くて、周りの馬を見渡しても信用の出来るメンバーが多くて、直線はスムーズに来られたかなと思います。
(突き抜けた時の感触は)調教師からは
マイラーズカップの時にソラを使うところがあるよと聞いていたのですが、その辺りも大人になって、凄く充実していますし、抜け出してからも強い足取りだったと思います。今回抜擢して貰えて凄く嬉しかったのと同時に、絶対に結果を残したいと思っていたので、(依頼を)いただいてからその気持ちを絶やす事なく、いいメンタルで今日を迎えられたので、それも良かったと思います」
2着
エルトンバローズ(
西村淳也騎手)
「具合も良く良いスタートを切ってくれて、自信を持って乗りました。2着という結果は悔しいのですが、今日は勝ち馬が強かったです」
3着
ウインマーベル(
松山弘平騎手)
「スタートが良かったですし、きょうは枠も良かったです。道中は馬場のいいところを通ることができました。1200m戦からの1600m戦でしたが、利口な馬で、すぐに折り合いがついて、いい形でためることができました。坂の下りで少し
バランスを崩すところがあったのですが、立て直して、最後はしっかり伸びてくれました。1600mでも最後までよく頑張ってくれたと思います」
4着
ブレイディヴェーグ(
C.ルメール騎手)
「いい競馬をしてくれましたが、この距離だったのと、馬場があまり良くなかったことがあって、反応が普段より遅かったです。最後は伸びてきましたが、ジワジワという感じでした。1600mには慣れていなかったのか、リズムが違いました。それでもよく頑張ったと思います。馬の状態は
パーフェクトでした。マイルのスペシャリストではないですし、いい経験になったと思います」
5着 チャリン(R.ムーア騎手)
「この馬としてはいつものスタートが切れましたが、スタートして加速するまで時間がかかる馬で、序盤は日本の馬のスピードに負けて、理想よりも後ろのポジションになってしまいました。ロスがあり、あまりいいポジションではない中、ここまでしっかり走ってくれて、素晴らしいと思います。能力は高い馬で、良くない展開でも脚を見せてくれました。馬に感謝しています」
(R.ヴェリアン調教師)
「全体としては期待していたレースができましたが、スタートが遅れてしまったことが最後まで響きました。馬の調子が良かっただけに残念な結果にはなりましたが、今年はチャリンにとって素晴らしい年になりましたし、私たちもこの馬を誇りを思っています」
6着
セリフォス(
川田将雅騎手)
「とてもリズム良く精一杯の競馬を最後までしてくれました」
8着
ニホンピロキーフ(
田口貫太騎手)
「スタート良くいいポジションから競馬ができました。このメンバー相手によく最後まで踏ん張ってくれていると思います。この経験をまた来年以降生かして頑張ってくれたらと思います」
10着
ジュンブロッサム(
戸崎圭太騎手)
「今日は気合乗りが良く、その延長線上でゲート内でジッとできずうるさい面を見せていました。それでゲートが遅れたのが全てです」
11着
アルナシーム(
藤岡佑介騎手)
「落ち着いてスムーズに走ることができましたが、マイルのGIだと他の馬もスピードがあって、ポジションが下がってしまいました」
12着
オオバンブルマイ(
武豊騎手)
「取りたいポジションを取って良いかなと思いましたが(坂の)下りから手応えが悪く、最後も内にもたれていました」
13着
バルサムノート(
北村友一騎手)
「右回りは調教でも右にモタれるのですが、直線では右にモタれていました。馬の具合は良かったです」
17着
ナミュール(C.デムーロ騎手)
「4コーナーでトモがしっかり入ってこなくなり、おかしいと思って、止めました」
ラジオNIKKEI