第44回
ジャパンカップ・G1は11月24日、東京競馬場の芝2400メートルで行われる。
ドウデュース(牡5歳、栗東・
友道康夫厩舎、
父ハーツクライ)は前走の
天皇賞・秋で鮮やかな差し切り勝ちを決め、2歳時から4年連続でのG1制覇という快挙を達成した。すでに歴史に名を残す現役最強馬だが、この中間は使った上積みが見込める調教の動きを披露。日本の大将格としてG1連勝を狙う。
チェルヴィニア(牝3歳、美浦・
木村哲也厩舎、父
ハービンジャー)は
オークス、
秋華賞を連勝中。まだ底をみせていない魅力に加え、斤量54キロで挑めるのは有利。初対決の年長馬の壁を越えるか注目だ。
外国馬は3頭が参戦。
ディープインパクト産駒の
オーギュストロダン(牡4歳、愛国・A・オブライエン厩舎)はG1を6勝と、能力は歴代の外国馬の中でも
トップレベル。時計が速い日本の馬場に対応できるかがカギになる。
8か月ぶりでも仕上がりがいい一昨年の2冠牝馬
スターズオンアース(牝5歳、美浦・
高柳瑞樹厩舎、父
ドゥラメンテ)、
ジャスティンパレス(牡5歳、栗東・
杉山晴紀厩舎、
父ディープインパクト)などもチャンスは十分にある。
スポーツ報知