C.ルメール騎手が
チェルヴィニア(牝3、美浦・
木村哲也厩舎)で、
ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)の2年連続5勝目を狙う。
ルメール騎手はこれまで
ジャパンCに19回騎乗。今年で10年連続の参戦となる。09年にテン乗りの
ウオッカで初制覇。その後も18年と20年に
アーモンドアイ、23年に
イクイノックスで制し、
武豊騎手と並んで歴代最多タイの4勝を挙げている。
今年のパートナーは
チェルヴィニアだ。昨年の
アルテミスSで重賞初制覇。休み明けの
桜花賞はB.ムルザバエフ騎手とのコンビで13着に大敗したが、
ルメール騎手に手が戻った
オークスでGI初制覇。それ以来の実戦となる
秋華賞も楽勝し、3歳牝馬ナンバーワンの座に就いた。今回は昨年8月の未勝利以来となる牡馬との競馬、さらには古馬と初対戦となるが、54kgで走れるのは有利。且つ
ルメール騎手とのコンビで5戦4勝2着1回と相性の良さもあり、十分にチャンスがあるだろう。
これまで
JRA所属の牝馬で
ジャパンCに挑むと3戦3勝の
ルメール騎手。並み居るラ
イバルを倒し、
ウオッカと
アーモンドアイに続いて
チェルヴィニアも歴史的名牝のポジションに導けるか。その手綱捌きに期待したい。