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【ジャパンC】ディープ産駒が史上最長タイの14年連続JRA・GI制覇へ 国内外からGI馬2頭がエントリー

  • 2024年11月18日(月) 20時45分
 史上最長タイの14年連続JRA・GI制覇なるか。ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)にはオーギュストロダン(牡4、愛・A.オブライエン厩舎、Auguste Rodin)とジャスティンパレス(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)のディープインパクト産駒2頭が参戦する。

 ディープインパクト産駒はこれまでJRA・GIを72勝、そして11年から23年まで13年連続で制している。しかし、今年は延べ12頭が走り、ヴィクトリアマイルフィアスプライドの2着が最高着順。4着も2回あるが、勝利には手が届いていない。

 ジャパンCには国内外のGI馬2頭がエントリーしている。まずは愛国のオーギュストロダンだ。父の最終世代の1頭。母のロードデンドロンディープインパクトと交配するために来日し、受胎後に帰国して愛国で生まれた。ここまで15戦8勝。昨年の英愛ダービーなどG1を6勝。今年は昨年ほどの勢いがないものの、3走前に英G1・プリンスオブウェールズSを制し、前走の愛G1・愛チャンピオンSでも2着に健闘している。来年から種牡馬となるため、ここがラストラン。日本の高速馬場に対応し、もう一つ勲章を加えたいところだ。

 もう1頭は日本のジャスティンパレスだ。昨年の天皇賞(春)の覇者。その後は勝利こそないが、GIのみを6戦して3着、2着、4着、4着、10着、4着。道悪だった前々走の宝塚記念を除けば、一度も崩れていない。前走の天皇賞(秋)にしても直線でスムーズさを欠きながら0秒3差の4着。スムーズならもっと際どい競馬になっていた。2400mに延びるのはプラスとあって、ここは2つ目のGIタイトル獲得の期待がかかる。

 これまで多くの記録を塗り替えてきたディープインパクト。産駒が14年連続でJRA・GI制覇となれば、父サンデーサイレンスステイゴールドに並んで最長タイとなる。残り少ないチャンスをモノにして記録継続となるか。2頭の走りに要注目したい。

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