◆第11回
京都2歳S・G3(11月23日、京都・芝2000メートル)
8月18日の未勝利戦(中京・芝2000メートル=6頭立て)を、単勝1・1倍の断然人気で制した
サラコスティ(牡2歳、栗東・
池添学厩舎、父
エピファネイア)。ゲート内でキョロキョロして、よれてスタートしたが、二の脚ですんなりハナに立ち、1000メートル62秒7のスローに落として、直線はノーステッキで後続に9馬身差をつけて逃げ切った。
この中間はリングハミを着用。新コンビのCデムーロ騎手が7日、13日の追い切りに乗り、コンタクトを深めている。池添調教師も「体も増えて
パワーがすごいし、心肺機能の高さがうかがえます。当週はサッとやればいいでしょう。スパッと切れるより長くいい脚を使います。自分のリズムで運べれば」と楽しみにする。近親に重賞4勝の
サリオスがいる良血が、成長した姿を見せつける。(玉木 宏征)
スポーツ報知