今年の
ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)は外国馬が3頭参戦する。いずれもGI馬で重賞を複数勝っている実績馬。中でも
ディープインパクト産駒の最終世代にあたり、昨年の英・愛ダービーなどG1・6勝の
オーギュストロダン(
Auguste Rodin、牡4、愛・A.オブライエン厩舎)には熱視線が注がれている。そこで今回はnetkeiba公式Xにおいて、ファンから同馬への思いを募集した。
日本に6頭、海外に6頭の計12頭しかいないラストクロップでもあり、多くのファンが心待ちにしていた来日。「来てくれてありがとう。関係者の皆様に感謝です」や「これだけのビッグネームは、なかなか日本には来てくれないから楽しみ」、「叶わない夢だと思っていたから本当に嬉しい。何としても生で見に行きたい」など喜びの声が数多くあった。
今回は
ハーツクライ産駒の
ドウデュースと激突する。ディープvsハーツで思い出されるのは05年の
有馬記念。日本国内で唯一、
ディープインパクトが敗戦を喫した一戦で、今なお両者のラ
イバル関係を認める人は多い。「ハーツ産駒に武さんが騎乗して、日本総大将でディープ産駒を迎え撃つのは漫画の最終回なのよ」や「
ドウデュースとのゴール前叩き合いが見たい!」との投稿。
ハーツクライ産駒も現3歳が最後の世代とあって、最後になるかもしれない“対決”に注目が集まっている。
白星を挙げれば、父ディープのGI勝利数に肩を並べる。そのことに触れるユーザーもおり、「勝てば父と同じGI・7勝。日本馬たちは強いけど達成してほしい。頑張れ」とエールを送った。
ジャパンCがラストランになると報じられている
オーギュストロダン。「まずは無事に出走まで辿り着けることを祈ります」、「日本に来てくれただけでマジで嬉しい。無事に走りきって」と無事完走をファンは願っている。
ドラマの結末は、父の故郷で“最後の衝撃”となるのか。日本だけでなく、世界中が日曜の15時40分を心待ちにしている。