チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)は中京開催となって今年で11回目となる。そこで過去10回の「血統」、「脚質」、「馬齢」、「枠順」の4つのデータを紹介したい。
まずは種牡馬だが、要注目は
キングカメハメハだ。14年の
ホッコータルマエ、20年の
チュウワウィザード、22年の
ジュンライトボルトと別々の馬で3勝を挙げている。今年は3頭が登録しており、
フェブラリーS覇者の
ペプチドナイルに期待大。加えて
ジェンティルドンナの半弟
スレイマン、
グロリアムンディもエントリーしている。また、父or母の父がデ
ピュティミニスター系の馬も【2-3-2-8】と好成績。こちらは母の
父クロフネの
ガイアフォースが該当する。
続いては脚質。逃げ馬は【1-0-2-7】と上々だが、逆に16年1着の
サウンドトゥルー、昨年2着の
ウィルソンテソーロのような追い込みも届く。こちらは展開次第と考えたい。
3つ目は馬齢だ。3歳が【2-2-2-12】の勝率11%、複勝率33%と上々。一昨年は6番人気のハピが2着、昨年も9番人気の
ドゥラエレーデが3着と、伏兵も頑張っている。逆に7歳以上は【0-1-2-27】と勝ち切れない傾向。買ってもヒモまでだ。
最後に枠順を見てみよう。勝率トップは3枠、連対率と複勝率のトップは2枠だから、明らかに内枠が優勢だ。逆に8枠は【1-0-0-18】。昨年1着の
レモンポップが初の連対馬となったものの、20年には圧倒的1番人気に支持された
クリソベリルが4着に沈んでいる。終始外々を回らされるリスクがあるので、不利な枠であることは間違いない。
以上の4つの
ファクターをしっかりとチェックして、馬券的中につなげていただきたい。