昨年の
七夕賞覇者の
セイウンハーデス(牡5、栗東・
橋口慎介厩舎)が、
チャレンジカップ(3歳上・GIII・芝2000m)で待望の復帰戦を迎える。
セイウンハーデスは父
シルバーステート、
母ハイノリッジ、母の
父マンハッタンカフェの血統。ここまで11戦4勝。3歳時に
プリンシパルSを制覇。クラシックでは
日本ダービーが11着、
菊花賞が17着と大敗したが、これが糧となった。4歳を迎えて3勝クラスを1戦で突破すると、
新潟大賞典では
カラテと一騎打ちの末、3/4馬身差の2着に健闘。そして前走の
七夕賞で重賞ウイナーの仲間入りを果たした。しかし、その後に
新潟記念を目指している過程で右前脚に屈腱炎を発症。今回は実に1年5カ月ぶりの実戦となる。
前走から中509日の間隔で重賞連勝となれば、20年の
東京ジャンプSから21年の
東京ハイジャンプを連勝した
ラヴアンドポップの中476日を超える史上最長間隔となる。まずは無事に、その上でファンをアッと驚かせる激走を期待したい。