◆第44回
ジャパンカップ・G1(11月24日、東京競馬場・芝2400メートル)追い切り=11月20日、栗東トレセン
3戦ぶりに国内での競馬に挑む
シンエンペラー(牡3歳、栗東・
矢作芳人厩舎、父
シユーニ)は坂路で
坂井瑠星騎手が騎乗して、
ビダーヤ(3歳1勝クラス)と併せ馬。力強いフォームで52秒8―12秒4を計時し、ほぼ併入した。矢作調教師は「大きく追いかけて気を抜かさないように。大きなアクションは要らないという指示でした。(上がりも)問題ない」とうなずいた。
ダービーの出走時が54秒4―12秒4だったことを考えても、十分な負荷をかけてきた。「斤量が2キロ差があっても、日本の古馬は強い。あくまでも
チャレンジャー。これでどこまで戦えるか」とトレーナーは闘志を燃やした。新馬勝ちの東京コースで、持つポテンシャルを全て発揮させる。
スポーツ報知