◆第45回
浦和記念・Jpn2(11月20日、浦和・ダート2000メートル、稍重)
ダートの中距離重賞は11頭(
JRA4頭、南関東5頭、他地区2頭)で争われ、
森泰斗騎手が騎乗した3番人気だった浦和の
ナニハサテオキ(牡5歳、浦和・
平山真希厩舎、
父ジャングルポケット)は5着に敗れた。同舞台の前走、
埼玉新聞栄冠賞を制して挑んみ、中団追走から前を追ったが、届かなかった。
森泰斗騎手は2022年
ダイオライト記念(
ノーヴァレンダ)以来となるダート
グレード競走7勝目はならなかった。今年11月29日の
船橋競馬場での騎乗を最後に引退を表明しており、このレースが最後のダート
グレード競走騎乗となった。
勝ったのは、
JRAでクリスチャン・デムーロ騎手騎乗の2番人気の
アウトレンジ(牡4歳、栗東・
大久保龍志厩舎、父
レガーロ)。4角先頭で6馬身差の圧勝だった。勝ちタイムは2分6秒0。
2着には4番人気で川崎の
ライトウォーリア(
吉原寛人騎手)、3着には6番人気で
JRAの
メイショウフンジン(
酒井学騎手)が入った。
◇2着以下の主な馬のコメント
吉原寛騎手(
ライトウォーリア=2着)「海外遠征の疲れもケアできて、落ち着いて走れていた。かかるぐらいの手応えがあったし、(砂を)かぶってもレースができたのは収穫です」
酒井学騎手(
メイショウフンジン=3着)「終始、いい行きっぷりだったし、ブリンカー効果がうかがえた。勝ち馬とは脚が違ったけど、内容は良かったし、つつかれる形の方がいいですね」
横山和騎手(
ディクテオン=4着)「いつも通りのスタートだったが、道中で全体的に余裕がなく、3角での反応がしぶかった。流れもあったのかな」
森泰斗騎手(
ナニハサテオキ=5着)「雨が降ったのは良くなかった。前が残る馬場だったし、
パワーがいる馬場の方がいい」
スポーツ報知