国内外の実力馬がそろう「第44回
ジャパンC」の追い切りが20日、東西トレセンと東京競馬場で行われ、今季初戦の
天皇賞・秋Vで弾みをつけた
ドウデュースは栗東ポリトラックで切れのある動き。叩き良化型らしく休み明けを叩いて上昇カーブを描き、再び府中に乗り込む。東京競馬場では
ゴリアット、
オーギュストロダンの海外勢が芝コースで軽快なフットワーク。05年
アルカセット以来の外国馬Vなるか。環境には
フィットしているようだ。同レースは21日に出走馬と枠順が確定する。
【
武豊に聞く】
――前走の回顧から。
「とにかく状態がいいな、と思った。道中はペースが遅くて心配したが直線は凄い脚を使って、残り200メートルを切ったところで勝てると思いました」
――以前と比較すると?
「2歳の時から完成度が高かったが馬体はパワフルになっている。今年の秋は去年より落ち着きがあって、自分のやるべきことを分かっていますね」
――
ディープインパクト産駒オーギュストロダンが参戦する。
「欧州の最強馬がラストランで日本に来ることは大きなことだと思う。僕が
ハーツクライ産駒で戦えることは面白いと思います」
――自身の
ジャパンC5勝目に向けて。
「これまで強い馬で
ジャパンCに参戦してきた。勝ってうれしい気持ちになったり、負けて悔しい思いもした。昨年はケガで騎乗することができなかったので力が入る。(
ドウデュースの)現役生活は多くて、あと2戦。一戦一戦、悔いのないように騎乗して最後は3連勝で締めくくれたら」
――意気込みを。
「自信を持って乗りたい。そしてファンの期待に応えたいと思っています」
スポニチ