今週の国枝厩舎は期待馬がめじろ押しだ。土日で計7頭が出走予定(20日時点)。「華やかな
ジャパンCウイークだしね。盛り上げたいよね」と国枝師も燃えている。
土曜の東京3Rには名牝
アーモンドアイの初子
アロンズロッドが出走。新馬戦は4着に敗れたが、一度使って確実に上昇している。20日は美浦Wの併せ馬で6F82秒6-36秒9-11秒6を計時して併入。指揮官は「だいぶピリッとしたね。体も締まっている。ここで勝ってもらわないと困るよ」とキッパリ。2戦目は負けられない。
日曜東京8R・
ベゴニア賞は1戦1勝の
ガルダイアを送り込む。「ハミを替えてコントロールが利くようになっている。きょう(20日)の追い切りに騎乗したムーア騎手も『いい馬だ。満足している』と言っていた」。同9R・
オリエンタル賞の
シンハナーダにも期待大。3歳7月のデビューから無傷2連勝の大器に「ケイコからやる気満々でうなっているよ。来年の(秋の)天皇賞に出したいと思っている馬だし、ここも突破してもらいたいよね」と力を込めた。
日曜東京11Rの
アーモンドアイC(芝2000メートル)に出走馬がいないのは残念だが、
ジャパンCウイークの国枝厩舎から目が離せない。(デイリースポーツ・刀根善郎)
提供:デイリースポーツ